こんにちは!Sticoです。
今回は、新卒から約8年間、正社員として働き続けてきた私が「正社員」という安定を手放すまでの経緯をお話しします。
子育てと仕事の両立に悩んでいる方、働き方を見直したい方にとって、少しでもヒントになれば嬉しいです。
この記事では「辞めるまでの背景」を中心にお伝えします。
「正社員を辞めて得られた3つのこと」は次回の記事で紹介します。
新卒で馬車馬のごとく働き、疲れ切る
「人の役に立ちたい」そんな思いからオーダーメイドの車いすをつくる会社に入社。お年寄りや障害を持った方のために働くというのは役立っている実感を持てる仕事でしたが、8時ころには出社し21時過ぎまで働く毎日。
さらに土日も仕事のことばかり考えていました。
このころは”会社の歯車でいい、でも自分がいないと回らないような、なくてはならない歯車になりたい”と思っていました。恐ろしいですね…笑
もちろん心身共に疲弊し、約1年半で退社。その後「とにかくゆっくりしたい」との思いからフィジーという南の島に1か月ほど旅立ち、心と体をリセットしました。フィジーの話も面白いのでまた今度。
人と話したい、でも事務がいいから”営業事務”
フィジーから帰国後、もう営業は疲れたからな、でも人と話したりサポートできたりするお仕事がいいなとの思いから営業事務として中古車輸出会社に入社。
営業は全員外国人というユニークな環境で、6年間勤務。その間、結婚・出産・昇進と人生の大きな節目を迎え、「この会社で定年まで働きたい」と思うほど居心地の良い職場でした。
何もなければ、きっと今でも働いていたと思います。
子育てと仕事の両立への迷い
営業事務として働いている間、2022年に第一子を出産しました。本当に可愛くて、でも毎日が小さな怪獣との格闘(笑)
子どもを保育園に入れて復職した2023年あたりから、「あれ?私この子との時間をこんなに削っていいの…?」という疑問が静かに湧いてきていました。

Stico
仕事は頑張りたい。でも16時に終えて17時に迎えに行ってバタバタの毎日。これでいいのかな…?
そんな気持ちを見てみぬふりしながら約2年が経過しました。
流産がもたらした価値観の変化
2025年初め、第2子の妊娠が判明。
「秋頃に会えるんだな」「男の子かな?女の子かな?」とワクワクしていました。
しかし、妊娠から約1か月後、突然の腹痛とともにお腹の子は旅立ってしまいました。
その時に私が携帯にメモしていたことを張っておきます。黒塗りしている部分は子どもと夫の名前です。

- もし明日、子どもや夫が亡くなったら後悔しないだろうか
- もっと一緒に過ごす時間を増やせばよかったと悔やまないだろうか
当たり前すぎて気づけていなかった「大切な人との時間の価値」。
この大きな出来事をきっかけに、私は正社員を手放す決意を固めていきます。
*その少し後、運命的に出会ったのがホロスコープですが、今回は割愛し、連載の後半でお話しします。
次回予告
次回は「正社員を辞めて得られた3つのこと」を具体的にご紹介します。
さらにその次の記事では、退職前後の時期の不安や辞めるための準備についてもお話しします。
このブログでは、フリーランスママとして活動するSticoが、フリーランスになるための準備や、退職のきっかけとなったホロスコープについて発信しています。
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